11月26・7 EOC 福島県天神岬
EOCに参加しました。EOCは、相互リンクしていただいている永久ライダーの北野さんが主催する、永久ライダー・オフ・キャンプの略です。 莫大な荷物を積みこんで出発。炭焼きグリルと木炭4キロを積み込んだので、座るスペースがあまりありません。11月26日、初冬のこの時期に、福島県の天神岬でキャンプしようという硬派な企画。朝の冷え込みを考えると、並大抵な気持ちでは参加できません。私も最後まで車にしようかと考えましたが、北のサムライ、北野氏にお会いするので、折り目正しく、バイクで参上です。 |
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まず立ち寄ったのが茨城県五浦にある六角堂です。ここは現在の東京芸大を創設した明治の文明思想家、岡倉天心の旧宅。ここに一時4人の愛弟子、横山大観、菱田春草、下村観山、木村武山というたいへんなメンバーを呼び寄せ、日本画の近代化をめざして制作に打ち込みました。 | |
この六角堂で天心は読書をしたり、思索にふけったりしたとのこと。たしかにここからの景色は、自分を観照するのにぴったりでしょう。邸宅は別にあり、敷地の前には天心の墓もあります。染井から分骨したとのこと。染井は私のテリトリー。天心の墓があったとは意外でした。 時間がたつのは早いもので、そろそろキャンプ場にはいらなければ。高速に飛び乗ると、紅葉が盛りでした。 |
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キャンプ場には皆さん集まっていました。さっそく初対面の北野さんに挨拶をします。ネット上では何度もお会いしているのですが、実際に会うのははじめてで、不思議な感じでしたが、すぐに慣れました。ほかの参加者の方とも挨拶を交わして、私もテントをはり、さっそく得意料理を開始。 | |
たき火を囲んでまずじっくりと語り合います。参加者は主催者の北野さんのほかに高橋さん、黒木さん、やまちゃん、ともさん。ともさんとはこれをご縁に相互リンクしていただきました。私はオフ会に参加するのは初めて。なんだか不思議な感じですが、世界が広がりました。 | |
だんだんと酒がまわってきて、宴たけなわに。 | |
そのうちに永久ライダーはダウン。ここで寝かせておいていいのだろうか、テントにいれようか、暖かいから大丈夫か、などと相談しながら飲みつづける我々。 | |
しかしこのままではいけないだろうと、高橋さん、黒木さん、やまちゃんが、北野さんをまずシートに移動させます。 | |
けっこう重い。疲れて一息入れます。私は写真をとってて手を貸さず、すいません。 | |
3人がかりでシュラフのなかへ。 | |
最後は高橋さんがシュラフのジッパーをあげていました。丁寧に。 | |
私もその後の記憶が途切れがち。気がつくとシュラフのなかにいて、時計を見ると午前4時。たき火からは北野さんが酒を飲んで語らっている声が。相手はやまちゃんか、ともさんか。北野さん、午前2時ごろによみがえり、ヨッパライダー全開だったそうな(飲んでなかったという説もあり)。私はこっそりトイレに行ってまた寝てしまいます。とてもつきあえません。これは朝の集合写真。 | |
うーん、渋い、寡黙な男の後ろ姿。おとこ黒木と愛車のハーレー。ワンオフのキャリアの上のコンテナには、快速旅団のステッカーが貼られています。「首都圏では快速旅団を知ってる人はほとんどいませんよね」と私。「そうですね」と寡黙な黒木氏。「しかし快速旅団のステッカーを見たら、ツーリンググループと思われるのかな」と私。「右翼に入っているのですか、と言われたことがあります」と黒木氏。たしかにそんなテイストもデザインにあるような。しかし黒木氏の着ていた防寒ジャケットはよかった。ダークグリーンのハーフジャケット。私もほしい。 | |
キャンプ場をでて、道の駅楢葉で温泉へ。風呂からでて涼んでいると、学生風の男が、あっ、ツーリングライダーだ、わーい、わーい、と言って寄ってきた。ありえない出来事。私はこんな奴に会ったことはないので、どう対処したらよいのかわからず固まってしまった。するとすかさず北野さんが、なんだお前は、どこから来たんだ、と一喝。すると男は、気に触ったのなら謝ります、すいませんでした、と言って去っていった。北野さんはこんな奴を呼び寄せてしまうのか、日常茶飯です、とのこと。ありえません。そしてEOCが終わってしまって寂しいと言うともさんに、「だからまた旅にでるんですよ」と一言。「それがわかれば北海道病だ」と。そして永久ライダーは信号が赤なのに気づかず、手をふっていってしまいました。その後は高橋さんとともさんと小名浜港にある『うろこいち』という店へ。北野さんの推薦です。食後はいわき勿来ICから3台で南下しました。 |