極上掌編小説 角川書店 2006年 1700円+税

 掌編小説、つまり短編小説をあつめた作品集である。

 本書は角川書店発行の野生時代に掲載された『極上てのひらの物語』に掲載された30の作品を集めたものでだ。しんみりするもの、そんなことないだろうと思えるもの、胸に響くもの、救いのないもの、そして下らないものまで様々な作品がならぶ。30人の作家に触れられるのでおすすめの一冊である。

 佐伯一麦の作品が印象的で、彼の長編を読んでみようと思った。

 

 

 

 

 

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