尾瀬・大清水へ水芭蕉を見に

今度の休みは長野県佐久市に鯉料理を食べに行こうかと考えていたとき、群馬県片品村で水芭蕉が見頃という情報をキャッチ。水芭蕉はこの年になるまで見たことがありません。ならば尾瀬まで遠乗りせんと、勇躍出発しました(大袈裟だ)。
群馬県子持村の道の駅にて休憩。くもりの予報ははずれて晴れてきました。
群馬県片品村戸倉にて昼食。この店はもう利用しません。平均以下ならそうするでしょう? 
本日は高速は利用せず。環八からR17で埼玉県を縦断しました。戸田から上尾までは渋滞していましたが、その先はスムーズ。道路も年々便利になっています。上武国道を利用して群馬県いりし、R50で前橋へ。信号によるストップ・アンド・ゴーの繰り返しも心地よし。
鎌田から大清水に行く途中の林。ここは東京電力の管理地とのこと。手入れの行き届いた森です。
上の林の樹冠。よい季節になりました。幸福な気持ちになってきます。なにやらすべてに感謝したくなる気分。
大清水にある水芭蕉群生地。道路の脇に広がっています。じつはここに来るのは二度目です。前に来たときには花はなく、湿原があることさえ気づきませんでした。この湿原の水は雪解け水で、雪がなくなってしまうとどうなるのでしょうか。
水芭蕉の湿原に木道が整備されています。ゴールデン・ウィークが終わったばかりのせいか空いていました。
繊細な花です。
片品村には桜の花が残り、八重桜は満開でした。
大清水の一番奥にある登山者用の駐車場は一日五百円。尾瀬沼まで6.4キロとのこと。その先の尾瀬の中心、尾瀬ヶ原まではさらに距離があります。尾瀬ヶ原にちかい鳩待峠は、昨年までバイクは入れましたが、今年から規制されてしまうようです。
大清水のみやげ物店・駐車場風景。
ここをでて温泉につかって帰ろうと目についた湯に寄りました。内風呂が壊れていて露天のみとのことで、750円を500円にしますとのこと。それでもいいかと風呂に行くとタイル貼りの露天風呂。ムードがありません。湯も循環です。入っていたのはひとりだけでしたが、その人もすぐに出たので貸切状態でした。日差しが強くなったので日陰で湯につかり、寛ぎました。出がけに壊れているという内風呂を見ると湯がはってあり、冷めた状態になっています。壊れているのに湯もぬかないのかと疑問に感じました。湯を出て体をふいていると、勢いよく循環していた露天風呂の湯が、節約モードのように少量の循環に切り替わりました。? 人が入っているのを感知するセンサーでもついているのか、それともカメラでもあるのか。嫌な気持ちになります。風呂から出て受付にもどっていくと、はかったように奥から従業員が出てきて湯加減などを聞いてきます。一杯だけサービスのポカリスエットが心配みたい。なんだか節約意識が強い感じで、客が少なくて内風呂は壊れたことにしているのではないのか、カメラがあるのではないのか、と釈然としません。名前は出しませんけどたしか、今日みた花の名と……。
同じ道をもどるのは嫌なので赤城山を通ることにしました。赤城の北面です。高速コーナーが続きます。奥多摩、大垂水峠、箱根などとならぶ走り屋のメッカで、私も昔は何度かきました。昔よりも少なくなりましたが、峠族のバイクが疾走しています。そのなかに目を見張るようなスピードで走っているバイクが一台いました。乗れているときが一番危ない。あたら若い命を散らさないように祈るのみ。
若いときは私も走ったので偉そうなことはいえませんが、これはやりすぎでしょう。トランポにナンバー付きのレーサーを積んできて、サーキットの代用です。一般車は大迷惑ですが、人のことは関係ないと考えている未熟者です。
赤城の大沼にいたると霧がでて、急激に冷え込んできました。手がかじかみます。急いで前橋にくだりふたたび埼玉県を縦断していきます。帰路は朝よりも渋滞がひどくなっていましたが、無事に帰宅。

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