2011年 年越し赤穂キャンプ 2日目

 

 赤穂海岸のキャンプ場

 

 6時に起床した。新城PAには朝早くからたくさんの人が出入りしている。この先の渋滞が心配なので、コンビニでおにぎりを買ってすぐに走りだす。山陰で大雪になっているようなので、積雪が心配な関ヶ原を避けて、第二名神を行くことにした。

 名古屋港で夜が明けた。1時間走って御在所SAで休憩する。ガソリンスタンドが空いていたので給油をしておいた。燃費はなんと13.28K/L。セレナは街乗りで5Kしか走らないから驚異的な燃費だった。

 甲賀から雪が降りだした。山陰から広島、九州まで大雪だそうなので、恐れていた降雪がはじまったのだ。雪は激しくなり、まるで吹雪のようになる。ただ積もりそうにないので、早く山間部を抜けてしまおうと先を急いだ。

 京都にでると雪は止んでくれた。ここから中国道、山陽道とつないでいくが、分岐はすべてナビまかせだから車は楽だ。バイクではこうはいかないが、ナビにまかせきりというのも、人間がダメになるような気がした。

 11時に赤穂ICについた。高速料金は6450円で、高いと思うがこれで半額だ。赤穂の町に入っていくと大石神社の案内がでているから、立ち寄っていくことにした。

 

 

 大石神社の参道にならぶ四十七士

 車をおりるとものすごく寒い。山陰で大雪になっているからだろうが、尋常ならざる冷え込みだ。瀬戸内なのに都内よりよほど寒く、たぶん0℃くらいだろうか。一度降りた車にもどり、手袋をつけて大石神社に入った。

 大石神社の参道には四十七士がならび、山門の前には大石内蔵助がたっている。四十七士が持っている得物が物々しい。殺し合いに行くのだから当たり前だが、このように猛々しいものを見ることは少ないから、野蛮だと思うが、大切なことだとも感じた。武力が無ければはじまらないのが世界の現実だからだ。

 大石神社は赤穂城跡にたっている。大石神社から櫓が見えるので歩いて見にいった。お城の先には赤穂藩主の菩提寺である花岳寺ー大石内蔵助や赤穂義士の墓もあるーがあると看板があるので歩くが、とてつもなく寒い。macさんとmikkie君のアドバイスが思い出された。

 赤穂の名所は見終わったので、夕食の食材を買ってキャンプ場にむかうことにする。キャンプ場につくとmacさんの巨大なパビリオンがたっているのですぐにこことわかった。パビリオンの中にはたくさんの人がいた。macさんとcarrotさんご夫妻、mikkie君と挨拶を交わし、はじめましてのだいくさん、ムサシさん、百鼓隊さん、モヤさん、キンタさん、秀さん、タカ君と彼女ともご挨拶をした。

 赤影さんは雪のための渋滞で遅れているとのこと。皆さんは入浴を済まされているとのことで、私も近くにある国民宿舎に風呂に行くこととした。こちらの風呂は温泉で、サウナも露天風呂もあるが800円と高い。しかし馬油シャンプーや炭シャンプーが使い放題なのがうれしく、この馬油シャンプーが気に入って買い求めたりした。洗いあがりがしっとりするのだ。500ミリリットルで1800円、1リットルで3000円なので1リットルのボトルをえらんだ。

 

 

 macさんの丸鳥 

 キャンプ場にもどると赤影さんが到着された。お会いするのは4年振りである。さっそく宴会に突入だ。

 

 金宮焼酎とホッピー

 私はまず金宮焼酎とホッピーをとりだした。ホッピーは都内や埼玉、神奈川で絶大な人気を誇る飲み物なのだ。金宮焼酎をホッピーで割って飲むのだが、なぜか首都圏だけのものでほかの地域では人気は無いらしい。見たこともない方がいるのではないかと思い、これで皆さんの心をつかんでしまおうと思って持参したのだが、お口に会わないようだから、やはり関東だけのものと実感された。

 

 

 タカ君と彼女の味噌煮込みうどん

 タカ君と彼女が作ってくれた味噌煮込みうどんをいただいた。私はカツオのたたきに海鮮鍋をつくった。macさんはダッジオーブンで丸鳥を焼いてくださる。チキンはジューシーでスパイシーとても美味しかった。そのほかの皆さんにもいろいろな料理をいただいた。

 

 

 私の海鮮鍋

 気温が低くて鍋が中々沸騰しないほどだ。そんな中でmacさん、carrotさん、赤影さん、ヒロ坊さんと楽しく語り合った。その他お名前を失念してしまった皆さん失礼しました。

 

 

 宴会風景 

 新年のカウントダウンが近づくと百鼓隊さんが打ってきた蕎麦を茹でてくださる。凛々しい手さばきなので写真を撮りまくったが、この時かなり酔っていて、酩酊していくのだった。

 

 

 凛々しい百鼓隊さんの蕎麦茹で

 酩酊、酩酊。