2008年
| 平岩 弓枝 | 雨月 御宿かわせみ おすすめ | 
| 辺見 庸 | 赤い橋の下のぬるい水 | 
| 池澤 夏樹 | 骨は珊瑚、眼は真珠 おすすめ | 
| 河野 多恵子 | みいら採り猟奇譚 内容が好きになれなくて、展開もしないのでP52で投げ出し | 
| 池澤 夏樹 | 静かな大地 おすすめ | 
| 大江 健三郎 | 臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ 読書人として読む価値のある本 | 
| 佐伯 一麦 | 無事の日 | 
| 田村 裕 | ホームレス中学生 | 
| 三田 誠広 | 日蓮 おすすめ | 
| V.S.ナイポール | ある放浪者の半生 | 
| 池澤 夏樹 | タマリンドの木 おすすめ | 
| 中村 真一郎 | 美神との戯れ | 
| 辻 邦生 | 西行花伝 おすすめ | 
| 大江 健三郎 | 燃えあがる緑の木 読書人は読むべき本 | 
| 辻 邦生 | 花のレクイエム | 
| 山田 太一 | 彌太郎さんの話 おすすめ | 
| 松山 巌 | 猫風船 | 
| 堀江 敏幸 | いつか王子駅で | 
| 平野 啓一郎 | 滴り落ちる時計たちの波紋 カフカの変身を踏まえた作品だが退屈。P178で投げ。 | 
| 池澤 夏樹 | 光の指で触れよ おすすめ | 
| 川崎 浹 | 過激な隠遁 高島野十郎評伝 | 
| 日垣 隆 | 売文生活 | 
| 北原 進 | 江戸の高利貸 旗本・御家人と札差 | 
| 辻 邦生 | 黄金の時刻の滴り おすすめ | 
| 北原 進 | 八百八町いきなやりくり | 
| 丸山 健二 | 日と月と刀(上下) | 
2008年のベスト3
1位 日と月と刀 丸山健二 生きる価値はあるのか、というテーマを書き切った深くて重い作品。
2位 黄金の時刻の滴り 辻邦生 文豪との仮想対談というユニークな発想と、それぞれの大家にふさわしい短編小説が読者好きにはたまらない。力量も素晴らしい。
3位 池澤夏樹 静かな大地 北海道の開拓の歴史をアイヌ差別と虐待を直視して書いた意欲作。